アドベンチャーの名作「かまいたちの夜」

1990年に登場して次世代機が登場するまでの間、スーパーファミコンはゲーム業界の最先端にありました。

さまざまなスーパーファミコン専用ゲームが登場してきましたが、その中で約125万本のメガヒットを飛ばしたアドベンチャーゲームが「かまいたちの夜」でした。

スキー旅行に出かけた主人公とガールフレンド、二人が泊まるペンション、そこで出会う人々、そして発生する殺人事件と、シナリオの根底部分はまさに王道の推理小説にあります。
プレイヤーはこの物語を読み進めながら事件の真相を探っていくことになります。

前作に該当する作品としては「弟切草」がありますが、この作品は選択肢によって表示される文章が異なるというシステムであったため、展開によってはそれまでの物語と矛盾する要素が生じるのが難点となっていました。

しかし、かまいたちの夜は前作とは異なり「プレイヤーの選択によって完全に物語が分岐する」という特徴を持っています。
これによってプレイヤーは雪に閉ざされたペンションでの殺人事件を、本当に一冊の推理小説を読むかのように追体験できるのです。

またそのミステリーを解き明かした後にはさまざまな追加シナリオを楽しめるのも特徴と言えるでしょう。
スパイ映画のようなアクションサスペンスやホラーなど、それぞれの特色に富んだ追加シナリオはプレイヤーを飽きさせないものとなってくれます。

現在まででプレイステーションやゲームボーイアドバンス、携帯電話などに移植されたほどの超人気作となっており、スーパーファミコンというゲームハードの歴史を見ていくうえでは欠かせない名作ゲームの一本なのです。

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